「ブラックフライデー」早くも

イオンがブラックフライデーのインターネット先行セールで販売する商品=10月27日、千葉市

 米国発祥の大型商戦「ブラックフライデー」が早くも熱を帯びている。11月下旬の本格化に先駆け、一部の流通大手は10月末からフライングセールを開始した。物価高で消費者の財布のひもが固くなる中、各社はクーポンや限定品を用意し、家電や生活雑貨で例年より一足先に「お得感」を競う。セール期間を延ばし、受注や配送の混雑を分散させる狙いもある。

 ブラックフライデーは米国の感謝祭翌日の金曜日を指す。今年は11月27日に当たり、小売業界有数の大型商戦として日本でも定着している。調査会社クロス・マーケティング(東京)によると国内の認知率は昨年の調査で計85・8%に達した。

 イオンは、昨年より前倒しして10月31日から「イオンスタイルオンライン」で先行セールを実施。取り扱うほぼ全商品に使える15%オフクーポンを用意した。

 ディスカウント店「ドン・キホーテ」の運営会社も10月末から先行販売を始めた。「アピタ・ピアゴ オンラインショップ」は高額酒やブランド時計を会員限定で販売。ドンキも家電や車用品など100商品以上を割引価格で店頭に並べた。

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