自治体主導で赤ちゃんポストと内密出産の運用開始を目指す大阪府泉佐野市で31日、福祉・医療・行政関係者らが共生社会について話し合う全国集会が開かれた。日本で初めて赤ちゃんポストなどを導入した慈恵病院(熊本市)の蓮田健院長は「経済、社会的に課題を抱えた妊産婦について、もっと知識を持ってもらえたら」と壇上で呼びかけた。
集会に参加した宮津航一さん(22)は、2007年5月、慈恵病院に赤ちゃんポストが設置された初日に預けられた。終了後に取材に応じ、国内3例目の開始を目指す泉佐野市で集会が開かれたことに「意義深い。取り組みが加速することを期待したい」と力を込めた。