【ハノイ共同】ベトナム南部のリゾートホテルのプールで2022年、ホーチミン市在住の会社員塙義一さんの長男幸士さん=当時(10)=がプール壁面の排水口に引きつけられて溺死した事故で、プールの工事関係者の男性(65)が建設規定違反によって重大な結果を招いた疑いがあるとして、捜査当局が検察に起訴を求めたことが30日、関係者への取材で分かった。
地元メディアは9月、男性は既に在宅のまま起訴されたと報じていたが、当局の捜査は続いていたもようだ。ラムドン省の捜査当局はホテルの開発業者や建設コンサルタント、建設の元請け業者については嫌疑不十分として捜査を終結した。
塙さんは「下請け業者1人だけという内容には納得できないが、当初の『事件性なし』からは大きく前進したと思う」と話した。
当局は今年1月に捜査を停止したと報じられたが、遺族などの申し入れを受け6月に再開した。