日本原子力発電は30日、東海第2原発(茨城県東海村)の防潮堤の安全対策工事について、2029年2月に完了する見込みと発表した。28年度下期としていた時期を明確化した。計画を修正した補正書を原子力規制委員会に提出した。
テロ対策で設置が義務づけられている特定重大事故の対策施設も同時期に完了させるとした。
防潮堤を巡っては、23年6月、地中の基礎部分の複数箇所でコンクリートの不足や鉄筋の変形が判明。原電は、追加のくいを打ち込んだり、セメントで地盤を固めたりする新たな補強案を原子力規制委に提出し、今年8月の審査会合でおおむね了承された。その後、具体的な工程の精査を進めていた。