フィリピン南部で自治政府発足

フィリピン南部ミンダナオ島コタバトで、イスラム自治政府の議会選の政党集会に参加するマカクア氏(中央)=9月(共同)

 【マニラ共同】フィリピン南部ミンダナオ島で30日、議院内閣制のイスラム自治政府の初議会が開かれた。9月の選挙で当選した議員が中心都市コタバトの議場で、暫定自治政府のマカクア首相(69)を自治政府の初代首相に選出、同政府が発足した。

 推計12万人以上が死亡した40年以上にわたるミンダナオ紛争を経て踏み出した和平プロセスは、2019年にフィリピン大統領が代表を任命する暫定自治政府が発足して以来の歴史的な節目を迎えた。

 混乱が続きインフラ整備が立ち遅れた地域は今後、社会の安定で投資需要の急増が見込まれる。紛争の時代から積極的に平和構築を支援してきた日本にとっても、民意に基づいた自治政府の樹立は重要な契機となる。

最新記事
虚偽証言と伊賀市長を告発へ
佐賀大、8万人分漏えいか
石川、防災条例の骨子策定
安全対策「終わりなし」
キオクシア中間純利益が2兆1978億円