高松地裁(野上誠一裁判長)は30日、世界的建築家の故丹下健三氏が設計した旧香川県立体育館(高松市)の近隣住民が県の解体工事差し止めを求めた仮処分申し立てを却下する決定を出した。
1964年に建設された旧体育館は、和船を思わせる特徴的な外観から「船の体育館」として親しまれたが、老朽化による屋根落下の危険性が判明し2014年に閉館。昨年7月、地元建築家らの団体がホテルなどとして再生する案を提示したが県は応じず、今年4月、解体工事に着手した。