吃音の配慮、小中高で変化

吃音のある児童生徒が希望する合理的配慮

 吃音のある児童生徒が必要とする合理的配慮のニーズが、小学校から中高で変化しているとの調査結果を九州大学病院助教らの研究チームが30日、学会誌に発表した。小学生ではいじめなどに関する保護的な対応が多いのに対し、中高生では学校外での面接への配慮などを求める傾向があった。研究チームは「児童生徒の『困り感』に気付く重要な手がかりとなる」としている。

 合理的配慮は、当事者らの求めに応じて過重な負担とならない範囲で生活上の困り事や障壁を取り除くことを指し、国や自治体、企業などに義務付けられている。調査は2016年4月~22年12月に九州大学病院を受診した小学生65人、中高生51人の計116人の診断書を分析し、希望する合理的配慮を整理した。

 小学生で多かったのは、「(本人に代わり診断書などを通じて)からかい・いじめを教師に報告する」で、小学生70・8%に対して中高生19・6%。「教師が吃音について(他の児童生徒に)説明する」は小学生55・4%、中高生9・8%だった。

最新記事
岡山県気象防災速報(竜巻注意) 第1号=気象庁発表
夫妻でインサイダー取引、有罪
50トン以上廃棄で計画義務付け
都立高で女子生徒刺される、別の生徒逮捕
無印良品で最大2700万件の情報漏えい