帝国データバンクは30日、11月に値上げが予定されている飲食料品が1477品目になるとの調査結果を発表した。3カ月ぶりに3千品目を下回り、帝国データは「値上げラッシュは一服した」としている。ただ前年同月比では約10倍の品目数で、高水準が続く。
品目別では「調味料」が最多の644品目だった。キユーピーがマヨネーズやドレッシングといった商品の価格を引き上げる。「酒類・飲料」は417品目、「加工食品」は275品目が対象となる。
2026年通年で値上げされる品目総数は、10月末時点で2万327に上り、2年連続で2万品目を超える水準となる。要因としては「原材料高」が91・7%で最多だった。「エネルギー」と「包装・資材」はともに63・9%で中東情勢悪化の影響が波及した。賃上げに伴う「人件費」は51・5%だった。
家計は度重なる値上げで負担感が増している。帝国データは、許容度が限界に近いとして「(企業には)従来以上に値上げの必要性や背景を説明することが求められる」とした。