12月から電気ガス7千円負担減

記者団の取材に応じる高市首相。12月から来年2月の電気・ガス料金を補助すると表明した=29日午後、首相官邸

 高市早苗首相は29日、12月から来年2月までの電気・ガス料金を補助すると表明した。標準的な家庭では3カ月間で「7千円程度の負担の引き下げ効果を実現できる」と官邸で記者団に述べた。ガソリン価格の上昇を抑える補助金は12月から縮小するとした。

 中東情勢悪化の影響で、エネルギー価格は高騰している。大手電力10社の11月使用分の電気料金は7社で過去最高となる見込みだ。ガソリンも補助金の支給額は最も高い水準で、縮小が始まれば消費者への影響は避けられない。

 電気代は1キロワット時当たり12月は1円を、来年1月と2月は4・5円を補助する。当初は1~3月を念頭に検討していたが、首相は「寒さが本格化する12月に前倒しして支援を開始する」とした。3月分については、エネルギー価格の動向などを見極め検討する。

 ガソリン補助金は中東情勢悪化後の今年3月に始め、財源となる基金の支出は高市政権下では1兆4千億円に達した。レギュラー1リットル当たり170円程度としてきた目安の基準価格を12月から春先に向けて毎月5円ずつ引き上げる。

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