有明海の秋の風物詩、養殖ノリの種付けが行われている。佐賀市の沖合では29日、赤や緑など色とりどりのノリ網が海面を彩った。佐賀県は不作の影響を受けて、のりの販売枚数と金額が3年連続で首位を逃したが、昨季4年ぶりに全国1位に返り咲いた。
29日早朝、秋晴れの中、漁師が数人一組で小舟に乗り、ノリ網を海面に広げ、支柱に取り付けた。ノリ網はノリの胞子の付いたカキ殻をぶら下げたもので、幅約1・5メートル、長さ約18メートル。
佐賀県有明海漁協によると、台風が接近した影響で、予定日から2日遅れの28日の夕方に作業を解禁した。2026年秋~27年春にかけての今季の販売は14億枚、252億円を目標とする。