同姓同名候補、民主工作か

共和党の現職ダン・サリバン氏(左)と新人のダン・サリバン氏(AP=共同)

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは28日、11月3日の中間選挙のアラスカ州連邦上院選で、共和党候補の現職ダン・サリバン氏と同姓同名の新人候補が出馬したのは、票の分散を狙った民主党候補ペルトラ前下院議員の陣営による秘密工作だったと伝えた。ペルトラ氏陣営は否定したが、トランプ大統領は選挙戦撤退を求めた。

 上院選は共和党が多数派を維持できるかどうかが焦点。報道が事実であれば、世論調査でリードするペルトラ氏が勝利しても、トランプ政権は受け入れない可能性が高く、混乱は必至だ。トランプ氏は交流サイト(SNS)に「ペルトラ氏は法的、政治的責任を負うべきだ」と投稿した。

 トランプ政権は、現職のサリバン氏が僅差で敗北した場合、当選者の認定を差し止めるよう求め、今月22日にアラスカ州の連邦地裁へ提訴した。

 同紙によると昨年夏、ペルトラ氏陣営幹部が「アラスカ州内でダン・サリバンという名前の人物を、できるだけ多く見つけ出せ」と指示し、スタッフがリストを作成。民主党上院選挙対策委員会の上級補佐官らも関与した。

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