【エルサレム共同】イスラエル国会の総選挙(定数120、比例代表制)は27日夜(日本時間28日早朝)、開票作業が始まった。複数の地元メディアが報じた出口調査では、ネタニヤフ首相の陣営は50~51議席で過半数割れは確実な情勢だ。アイゼンコット元参謀総長が主導する反首相陣営も51~52議席で接戦の見通し。議会最大勢力を巡りせめぎ合いが続いた。
総選挙は2023年10月のパレスチナ自治区ガザの戦闘開始以降初めて。選挙戦では極右政党と連立を組むネタニヤフ政権の評価が争点となった。
過半数を得る陣営がないまま選挙が終われば、ヘルツォグ大統領が「組閣の可能性が高い議員」に指示し、各党の連立交渉が本格化する。勢力が拮抗していればヘルツォグ氏は難しい判断を迫られそうだ。
アイゼンコット氏は出口調査を受け「大多数がネタニヤフ政権を全く信頼していないことを示した」と述べ、政権を退陣させると訴えた。
一方、出口調査によると、個別政党としてはネタニヤフ氏が党首の右派リクードが24~27議席で、トップを維持する見通し。