【キーウ、モスクワ共同】ロシアの占領下で孤立したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキへの人道支援と住民の避難を実施するため、27日未明に始まった局地的な停戦について、両国は27日夕、双方とも停戦違反は確認されていないと発表した。停戦期間はモスクワ時間の11月1日午後10時59分(日本時間2日午前4時59分)までの約6日間と明らかにした。
ウクライナ側によると、停戦の対象地域は「ヘルソン州全域と人道支援物資の輸送で使用する地域」とされる。合意を仲介したトランプ米大統領の妻メラニアさんは27日、停戦地域が同州内でオレシュキの外に拡大したとX(旧ツイッター)で明らかにした。ロシア軍のゲラシモフ参謀総長が確認したとしている。
停戦中にオレシュキに通じる道の地雷を除去して食料や水などの物資を搬入し、避難希望の住民を移動させる計画。ロシアのラントラトワ連邦人権問題全権代表は「今後も停戦が順守されることが重要だ」と指摘した。