在日3世が靖国神社と政府を提訴

靖国神社への合祀取り消しを求め提訴し、記者会見する在日朝鮮人3世の原告(左)と弁護団=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 太平洋戦争で旧日本海軍の軍属に徴用され戦死した大伯父2人が靖国神社に合祀されているのは精神的苦痛だとして、近畿地方に住む在日朝鮮人3世の30代女性が27日、東京都内で記者会見し、日本政府と靖国神社を相手取り、合祀取り消しと遺骨返還、損害賠償を求め、東京地裁に提訴したと明らかにした。

 原告は「大日本帝国は、2人を侵略戦争のために日本人だからと奪い、殺し、敗戦後は朝鮮人だからと全ての戦後補償から排除した」と述べた。提訴は25日付。

 訴状によると、朝鮮半島から1920年代に日本に渡った原告の祖母の兄2人が戦死した。

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