元主治医に懲役1年2月求刑

青森地裁

 青森県八戸市の「みちのく記念病院」で2023年、入院患者間の殺人事件を隠蔽したとして、犯人隠避罪に問われた被害男性の元主治医石山哲被告(61)の公判が27日、青森地裁で開かれ、検察側は懲役1年2月を求刑した。弁護側は罰金刑を求め、結審した。判決は来年1月21日。

 検察側は論告で「医師に対する信頼を裏切った前代未聞の悪質な事案」と指摘。看護師に指示するなど主な役割を担ったのは兄の隆元病院長(63)=同罪で懲役1年6月、執行猶予3年が確定=と主張した上で、被告も「病院運営を補佐する立場で、殺人事件の当事者双方の主治医であり責任は重い」と非難した。

 弁護側は「従属的かつ消極的だった。深く反省している」と述べた。

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