習慣の頻度や量、別の神経が関与

習慣に関わる神経回路を調べる実験(イメージ)

 「ある行動が習慣になるかどうか」と「習慣になった後にどのくらいその行動をするか」には、脳内の異なる二つの神経回路が関わっているとの研究結果を、京都大のチームが26日までに国際学術誌に発表した。強迫性障害(強迫症)のように過度に特定の行動を繰り返してしまう病気の原因解明や治療法の開発につながる可能性がある。

 同じ行動を繰り返せば、やがて習慣になると考えられているが、頻度や量を保ったまま同じ行動を続ける仕組みは分かっていない。

 チームは、マウスに特定の行動を習慣づける訓練を実施。まずはレバーを押した回数に応じて報酬がもらえる条件で行動させ、次に一定の時間がたたないとレバーを押しても報酬がもらえない条件に切り替えた。

 計13日間の訓練後、レバーを押す行動が習慣になったマウスでも、押す回数には差が生まれた。脳内の状況を調べると、「行動が習慣になるか」と「同じ頻度や量で行動し続けるか」を決めているのは、異なる神経回路だと分かった。

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