報徳会宇都宮病院に改善命令

報徳会宇都宮病院=宇都宮市

 栃木県は26日までに、精神科病院「報徳会宇都宮病院」(宇都宮市)に対し、強制入院に当たる医療保護入院で不適正な事例があったとして、精神障害者福祉法に基づき改善命令を出した。精神疾患がないのに強制入院させられたとして富山市の男性が病院に損害賠償を求めた訴訟で、宇都宮地裁が昨年5月、300万円の支払いを命じた。

 県は判決を受け、昨年7月から病院の調査を始め、医療保護入院の手続きや形態に問題があったことが判明した。医師の勤務実績について報告を複数回求めても、回答が不十分だったという。

 鈴木三夫院長は「事態の重大さを重く受け止め、真摯に反省する。改善計画を取りまとめ、再発防止に万全を期す」とのコメントを出した。

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