【パリ共同】パリで24日、物価高対策や教育環境の改善を求める労働組合主催の大規模なデモが実施された。17日のフランス各地のデモで暴動が発生してから初の大規模デモ。治安当局は装甲車両を配備したほか、対テロ警戒の軍部隊も投入し、厳戒態勢を敷いた。内務省によると、動員される警察官らは全国で7万人。
パリ郊外では23日、一般市民を狙った銃撃事件が発生し1人が死亡、5人が負傷した。当局は人種差別的な動機に基づくテロとして捜査。移民系市民を狙った犯行との見方が出ている。
パリ警視庁は暴動再発に加え、銃撃事件も考慮し、治安維持のため労組にデモの行進ルート変更を要求。労組は反発しており、混乱も予想される。フランス政府は労組主催以外のデモは認めておらず、南部リヨンなど各地で実施予定だったデモは禁止された。