ゴッホ代表作、7月の空に着想か

ゴッホの「星月夜」(ニューヨーク近代美術館蔵、協力・ヒューストン美術館)

 【ワシントン共同】ゴッホの代表作「星月夜」は1889年7月22日ごろの夜明け前の空に着想を得て描かれた可能性が高いとの分析を、韓国・慶熙大などのチームが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに22日発表した。作品は実際の天体観測に基づくものであることを示唆する結果だとしている。

 作品を所蔵する米ニューヨーク近代美術館によると、ゴッホが精神疾患の療養のため滞在していた南フランスの施設の窓から見える光景に触発されて描いたとされる。

 チームは天文シミュレーションや過去の気象記録、ゴッホの手紙などを分析。同年7月22日ごろの夜明け前、三日月のような形状の月と金星、おうし座を構成するヒアデス星団の配置が作品に描かれた並び方とおおむね一致した。

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