ANAホールディングス(HD)は22日、AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)とソラシドエア(宮崎市)の共同持ち株会社への追加出資を含めた連携強化を検討していると明らかにした。連結子会社化も視野に入れているとみられる。国が5月、国内線の苦境に対応するため、航空会社間で提携しやすくなるようにANAHDと日本航空に対する出資規制を事実上撤廃していた。
エア・ドゥとソラシドエアの共同持ち株会社は「リージョナルプラスウイングス」(東京)で、ANAHDは今年3月末時点で15・32%出資している。
国土交通省は中堅航空会社に新規就航を促す目的で収益性が高い羽田空港の発着枠を2011年まで優先的に配分してきた。5月まで大手が中堅に20%以上出資する場合、中堅に優先的に配分された発着枠をすべて回収するとしていたが、撤廃した。
国の有識者会議は5月、中堅が羽田空港に保有する発着枠全体の10%を超えない範囲で回収するのが適当との方針を取りまとめ、大手が中堅へ出資するハードルが低くなった。