積み重ね、前に進む力に

東京都内で開かれたシンポジウムで話す大阪大の坂口志文特任教授=21日午後

 2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大の坂口志文特任教授が21日、東京都内で開かれたシンポジウムに出席、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」について講演し、治療への活用に意欲を示した。坂口さんは「小さな発見の積み重ねが前に進んでいく力になる。手応えのある結果が出る瞬間は、研究をやっていて一番うれしい」と述べた。

 制御性T細胞は坂口さんが発見し、ノーベル賞受賞につながった。講演では制御性T細胞のメカニズムや研究の現状を説明。「うまく増やすと、臓器移植やいろんな免疫疾患に対する治療も可能になる」と話した。

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