松家仁之さん小説、仏文学賞候補

松家仁之さん

 新潮社は21日、松家仁之さんの小説「火山のふもとで」(デボラ・ピエレ・渡辺さん訳)が、フランスの権威ある文学賞メディシス賞とフェミナ賞の外国小説部門の最終候補に選ばれたと発表した。両賞の受賞作は11月上旬に発表される予定。

 メディシス賞は1958年創設。外国小説部門は70年に始まり、昨年は市川沙央さんの「ハンチバック」が最終候補に残ったが、これまで日本作品の受賞はない。フェミナ賞は04年創設で、外国小説部門は86年に新設された。選考委員は全て女性。99年に辻仁成さんが「白仏」で受賞した。

 松家さんは58年東京都生まれ。編集者を経て2012年、「火山のふもとで」でデビューした。同作は読売文学賞を受賞した。

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