20日午前9時50分ごろ、大阪市北区西天満2丁目の大阪地裁北側の歩道で「男性が包丁で刺された」と119番があった。大阪府警によると、堺市東区の男性会社役員(60)が首を刺され負傷。病院に搬送されたが命に別条はない。府警は殺人未遂容疑で大阪市天王寺区、自営業古杉弘容疑者(67)を逮捕した。
府警によると、容疑者は地裁付近の天満署に出頭した。男性とは面識があるとみられ「間違いありません。原因は金銭トラブル」と容疑を認めている。
逮捕容疑は男性の首などを刃渡り約10センチの折りたたみ式ナイフで刺して殺そうとした疑い。ナイフは出頭時に所持しており「脅すために家から持ってきた」と供述した。
共同通信記者が刺された直後の男性を目撃。首付近を押さえて地裁の敷地内でうずくまり、着ていたシャツは血まみれになっていた。周囲の人が「救急車を呼んで」と大声で叫んでいた。地裁の北門や周辺には規制線が張られ、警察官が「近寄らないで」と通行人を誘導し、周囲は騒然となった。
現場はJR大阪駅から南東に約1キロ。