セキュリティー会社トレンドマイクロのエバ・チェン最高経営責任者(CEO)は19日、サイバー攻撃による情報漏えいが相次いでいることに関し「犯罪者は盗んだ個人情報を企業(システムへの)侵入に悪用する。さらに多くの攻撃が来る」と話した。人工知能(AI)が攻撃の高度化などさまざまな用途で使われているとの見方も示した。
トレンドマイクロは東京都内で記者会見を開き、現状の分析などを説明。チェン氏は窃取された個人情報が詐欺グループや他のサイバー犯罪者に売買され、フィッシングメールや新たな侵入時の糸口に悪用されかねないと指摘した。AIにより、流出情報の整理や詐欺文章の生成が簡単になったとして、企業や個人に注意を呼びかけた。