公明党が立憲民主党、中道改革連合と基本合意していた来春の統一地方選での選挙協力を「解消する」と打ち出したことに、立民から困惑の声が上がっている。公明も幅広い連携を模索する観点から「区切りを付ける」と表現を修正。両党は地域事情に応じた協力関係の継続を強調し、事態収拾を図る構えだ。
立民の水岡俊一代表は19日の記者会見で、公明の意図について「違う方向にかじを切る話とは思えず、少し戸惑っている」と述べた。中道分裂後に結成された民主改革の会の関係者も「狙いが分からない」と指摘した。
公明の方針は14日の党中央幹事会で、西田実仁幹事長が報告した。谷合正明中央幹事会長が幹事会後の会見で説明し、中道への合流協議破談を理由に挙げ「選挙協力の基本合意は解消する」と語った。
これに対し西田氏は16日の会見で、選挙協力は合流が前提だったとした上で「いったん区切りを付ける」と表明。それぞれの地域で協力関係が築けていれば「さらに連携を進める」と主張した。