訪問介護報酬に職員の移動費反映

厚生労働省=東京・霞が関

 厚生労働省は19日、社会保障審議会の分科会を開き、訪問介護の報酬に職員の移動費用を反映させる方針を示した。地方の事業所を中心に、利用者宅までが遠く、移動にコストや時間がかかって経営が厳しくなっているとの声が上がっていた。引き上げ額や条件を詰め、2027年度の報酬改定で実施する。

 訪問介護は、高齢者の自宅をホームヘルパーらが訪れ、排せつや入浴、食事などを介助する。

 利用者が点在し1日に訪問できる回数が限られる地域では、移動コストがかかる一方で十分な報酬を得られず、休廃止せざるを得ない事業所も出ている。移動費用を踏まえて報酬を評価する仕組みに見直す。

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