米共和党に逆風、地盤でも苦戦

米ミシガン州モンローでの選挙集会で話すバンス副大統領=15日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米中間選挙まで20日で2週間。物価高などで与党共和党に逆風が吹く中、下院だけでなく上院でも野党民主党が多数派を奪還する可能性が取り沙汰されている。共和党は地盤の州でも苦戦。トランプ大統領とバンス副大統領は連日のように各地を行脚して集会で登壇し、劣勢挽回に躍起になっている。

 トランプ氏は16日、ジョージア州の集会で「共和党が勝利すれば皆さんのポケットに5千ドル(約79万円)が入る」と改めて現金支給を持ち出し、上院選の共和党候補への支持を呼びかけた。同州はもともと共和党の地盤。今回は民主党現職から議席奪取を狙うが、序盤から大きくリードを許している。

 トランプ氏とバンス氏は10月中旬以降、オハイオやアラスカ、テキサスを行脚し、強硬な移民対策などをアピールしている。いずれも共和党の地盤ながら上院選で苦戦を強いられている州だ。

 支持率が低迷するトランプ氏が党の顔として前面に立つことが裏目に出ている可能性がある。バンス氏も13日、記者団に「逆流の中を泳いでいることは分かっている」と吐露した。

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