熊野速玉大社で「御船祭」

和歌山・三重県境を流れる熊野川で行われた「御船祭」の早船競漕=16日午後

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社の「御船祭」の早船競漕が16日、大社近くの熊野川で行われた。若者らが乗った9隻の木造船が水しぶきを上げ一斉にスタートすると、観客から声援が上がった。

 御船祭はご神体を乗せた神幸船が河原にある御旅所へ渡る神事。神幸船を案内する船が速さを競ったのが始まりとされる。早船は市内9地区の名を書いたのぼりをかかげ、上流にある御船島を周回するコースで競った。

 1位でゴールした堤防区の田中亮さん(42)は「こぎ手の力がうまくまとまったのが勝因。支援してくれた地区の人たちに感謝したい」と話した。

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