北海道新聞社は16日付朝刊で、同社の男性記者がロシア当局にスパイ容疑で拘束されたことを巡り、早期解放に向け万全を期すとの談話を山本武史編集局長名で掲載した。記者が日本の情報機関の指示で活動していたとするロシア当局の見解に対し「北海道新聞は政府から独立した報道機関だ。政府の指示に基づいて取材や情報収集を行うことはない」と反論した。
記者はユジノサハリンスク駐在で、ロシア連邦保安局(FSB)に拘束された。談話では、記者がロシアの記者査証(ビザ)を取得していたとして「報道の自由と取材活動は尊重されるべきだ」と指摘。拘束時の映像が公開されたことも認められないと強調した。