【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は14日、ザカリア新大統領報道官が過去に弁護士と名乗りながら、米国で弁護士試験に合格していないと報じた。ザカリア氏を巡っては、弁護士資格を有していないとの見方が米メディアで強まっており、経歴詐称疑惑が一段と深まった。
トランプ大統領も9日に報道官任命を発表した際、ザカリア氏を「弁護士」だと紹介していた。
WSJによると、ザカリア氏は2011年にペパーダイン大の法科大学院を修了後、西部カリフォルニア州の弁護士試験を受けたが、不合格だった。その後、中国・北京の著名な法律事務所で、国際取引の契約書作成などに従事。当時の業務には弁護士資格は不要だったとされる。
ザカリア氏は今年8月にFOXニュースに出演し「弁護士の立場から言えば」と前置きした上でコメント。今月13日、どこの州で弁護士試験に合格したのか記者団から尋ねられた際には「中国に移住した時だ」と答えるにとどめていた。
ザカリア氏は8月に退任したレビット前報道官の後任で、政権の新たな顔となった。