【ニューヨーク共同】米中西部アイオワ州やカンザス州など8州は14日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」が子どもらに危害を及ぼしているとして、安全対策の導入などを求めて開発元のオープンAIを各州の裁判所にそれぞれ提訴したと発表した。
8州はチャットGPTが子どもらに自殺や他人への加害を指南したり、危険な医療の助言を与えたりしていると指摘。オープンAIがチャットGPTを安全なツールだと人々に誤認させる「虚偽の説明」をしてきたなどと主張し、その説明などを違法行為と認定して差し止め、制裁金の支払いを命じるよう求めた。
アイオワ州は第三者が安全性を検証するまで高度なAIモデルの実験を停止することも求めた。
原告はアイオワとカンザスのほか、ネブラスカ、ウェストバージニア、アーカンソー、アリゾナ、アイダホ、モンタナの各州。
オープンAIを巡っては、南部フロリダ州も6月、同州で起きた銃乱射事件の被告にチャットGPTが助言していたとして、同社とアルトマン最高経営責任者(CEO)に損害賠償などを求めて提訴した。