動物の交通事故死、ネコが4割

つくば市内の動物の交通事故死

 茨城県つくば市で起きた動物の交通事故死が、市の記録が確認できる約12年間で約1万1千件に上り、最多の4割をネコが占めたとの調査結果を森林総合研究所(同市)などのチームが14日までにまとめた。一自治体に限った調査だが、山や田園地帯を抱える地方都市でも、タヌキなどの野生動物よりもネコの事故死が多い実態が浮かんだ。

 チームはネコの被害防止策として「室内での飼育を徹底し、野良猫の増加につながる無秩序な餌やりを控えることが重要だ」と指摘した。

 市は委託業者が動物の死骸を回収した日付や種類、場所などを記録している。チームは高速道路を除く市内の道路について、2005年4月~07年8月と、16年4月~25年12月の資料を調べた。

 その結果、少なくとも47種、1万1464件の事故死例があり、ネコは最多の38%を占めた。人間に近い場所で生活するタヌキ(25%)、外来種のハクビシン(13%)、生態系や農業の被害が懸念される特定外来生物アライグマ(5%)が続いた。

 今回の調査では首輪を着けた猫の事故死も確認されている。

最新記事
ロボット遠隔手術、初の臨床応用
与党、9条改正議論を再開
ヘイトに抗議で暴行と提訴
ウクライナのエネ施設にロが大規模攻撃
蔵内氏団体が議会棟使用