千葉県は14日、台風25号による土砂崩れの影響で運休が続くJR内房線の姉ケ崎(市原市)―長浦(袖ケ浦市)間で、自転車の無償貸し出しを始めた。災害時のシェアサイクル導入は全国で初めて。通勤客らは「運動不足の解消になる」などと笑顔で活用していた。
長浦駅近くの専用駐輪場には130台の電動アシスト付き自転車が配備された。午前6時過ぎに上り電車が到着すると利用希望者が県職員らの説明を受け、次々と姉ケ崎駅に向かった。
千葉市に通う公務員の男性(37)=千葉県君津市=は13日まで代行バスを利用していたが30分ほど待ち時間があり「時間を有効に使いたいと思った。普段は通らない道なので、旅行気分で楽しみながら通勤できると思う」とうれしそうに話した。