【カイロ、ワシントン共同】サウジアラビアと対立を深めるイエメンの親イラン武装組織フーシ派のブハイティ幹部は13日、共同通信の単独取材に応じ、米国がサウジ支援のため介入すれば「即座に対応する」ことが既に決まっていると述べ、けん制した。米国の船舶などがミサイル攻撃の標的になるとの考えを示した。
ブハイティ氏は「オマーンを通じて米国との間接的な意思疎通がある」と主張。敵はサウジで、ほかの勢力や国を標的にしていないというメッセージを米側に送ったと訴えた。
フーシ派はサウジの首都リヤドの空港などを連日攻撃している。トランプ米大統領はフーシ派への攻撃を「検討する」としつつ、慎重な姿勢を崩していない。13日にはフーシ派が「非常に悪い振る舞いをしている」と交流サイト(SNS)で批判したものの、攻撃するかどうかについては触れなかった。
ブハイティ幹部は、サウジとの対立では「まだ使用していない極めて強力な軍事能力を持っている」と主張。段階的に対抗措置を強化し、サウジの空港や石油関連施設を引き続き標的にする姿勢を見せた。