2019年台風の犠牲者悼む

宮城県丸森町の追悼行事で献花し、手を合わせる天野民子さん=12日午前、丸森町

 宮城県丸森町は12日、東日本を縦断した2019年の台風19号(東日本台風)による町内の犠牲者を追悼する行事を執り行った。遺族ら約20人が祈りをささげ、防災への決意を誓った。

 サイレンが午前10時に鳴ると、献花台の前に並んだ遺族らは黙とうし、花を手向けた。母、姉、妹の夫の3人を亡くし、妹の行方が分からない天野民子さん(75)は「随分時間がたったが、今でも故人のことを思う」と語った。

 町の死者は災害関連死1人を含む11人、行方不明者は1人。保科郷雄町長は「支援に助けられた。教訓を風化させず、災害への備えを一層強めることは私たちの務めだ」と述べた。

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