和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で10日、神の使いとされる八咫烏の伝説をもとにした「八咫の火祭り」が行われた。平安装束の女性らが火をともした竹灯籠を手にし、時代行列が参道を進んだ。
熊野の山道で迷った神武天皇を3本足の八咫烏が道案内したという言い伝えから、人々を幸福に導く願いを込めて1999年に開始。神事で採火された「導きの火」をみこしのろうそくに移して約50人の行列が出発し、ライトアップされた大鳥居がある旧社地「大斎原」まで歩いた。