関芳弘文部科学相は9日の閣議後会見で、ノーベル化学賞にそ合憲三・東京理科大名誉教授が選ばれたことに「日本の研究者が高い研究水準を有することを示すもので、国民にとって大きな誇りと励みになる」と述べた。研究者支援のため科学研究費助成事業(科研費)や国立大に対する運営費交付金を拡充する考えを改めて示した。
関氏は「早期の成果創出や実用化を目指す研究に加え、新たな知見や概念の創出につながる基礎研究も着実に推進したい」と強調。宇宙や生命の仕組みなどを知る基礎研究はイノベーション(技術革新)創出の土台で、長期的に見て重要な意義があるとした。