長野市の茶臼山動物園は8日、南アルプス周辺に生息する絶滅危惧種「アカイシサンショウウオ」の国内初繁殖に成功したと発表した。野外では、卵や水中に生息する幼生がいまだに見つかっておらず、担当者は「生態を知る貴重な資料になる。保全の一助となれば」と話した。
アカイシサンショウウオは山梨、長野、静岡、愛知の各県に生息。全長13センチほどで全身が黒褐色、細かい白斑を持つ個体もいる。
園は2014年から飼育を始め、今年7月、受精卵の採卵に成功。9月17日にふ化し、計16匹が生まれた。生まれた個体は動物病院内で飼育しており、今後展示する方針。