早川書房は8日、ノーベル賞作家カズオ・イシグロさんの新刊「ミス・ランバート、危険に飛び込む」を来年3月9日に発売すると発表した。6年ぶりの長編で、名作とされる数々の映画や小説、音楽にオマージュをささげた娯楽作という。
舞台は1938年のロンドン。戦争の足音が忍び寄る中、カナダから帰国した青年リチャードが、謎めいた女性ミス・ランバートと出会い、国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく物語。著者自身による挿絵も多数収録するという。
カズオ・イシグロさんは54年長崎県生まれ。海洋学者だった父親の仕事の都合で、5歳で渡英した。「日の名残り」でブッカー賞、2017年にノーベル文学賞。