【エルサレム、デールバラハ共同】パレスチナ自治区ガザでの戦闘開始から3年となった7日、ガザ住民は「地獄のような状況の終わりが見えない」と嘆いた。昨年10月の停戦発効後もイスラエル軍は散発的攻撃を続け、人道危機は大幅には改善していない。イスラエルのネタニヤフ首相は声明で、イスラム組織ハマスに「今後も報いを受けさせる」と主張し、ガザ攻撃続行の構えを示した。
ガザでは戦闘開始から3年の節目を住民が話題にする様子はほとんど見られず、食料配給所に長い列ができる「日常」の光景が広がった。7日は肌寒く、冬の到来に備えて避難先のテントをビニールで覆う住民もいた。
ガザの冬は雨期となり、これまでに攻撃で損傷した建物が雨で倒壊したり、避難民のテントで凍死者が出たりする被害が相次いでいる。国連主導の支援調整組織によると、23万5千人以上が浸水被害を受けやすい避難所に身を寄せている。