南極の素粒子観測にノーベル賞

ノーベル物理学賞に決まったフランシス・ハルツェン教授(ノーベル財団のホームページから)

 【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは6日、2026年のノーベル物理学賞を米ウィスコンシン大マディソン校のフランシス・ハルツェン教授に授与すると発表した。南極で高エネルギーの素粒子ニュートリノを観測する国際共同研究「アイスキューブ」で、宇宙を飛び交う宇宙線の起源を初めて特定したことなどが評価された。研究には日本から千葉大の研究者も参加している。

 授賞理由は「アイスキューブ・ニュートリノ観測所への決定的な貢献と、天体起源の高エネルギーニュートリノの発見」。

 アイスキューブは、南極で宇宙から飛来する特殊な粒子を観測する巨大な地下施設。深さ1500~2500メートルの氷中に検出器を5千個以上埋め込んである。チームは日本時間の17年9月23日、宇宙から来たニュートリノを捉えた。

 授賞式は今年12月10日にスウェーデンで開かれる。賞金は1200万スウェーデンクローナ(約1億9千万円)。

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