イラン大統領、対米交渉に不満

イランのペゼシュキアン大統領(ゲッティ=共同)

 【テヘラン、ワシントン共同】イランのペゼシュキアン大統領は5日、イランへの経済制裁や軍事圧力を続ける米国との交渉は「無意味だ」と語った。米国との戦闘終結に向けた議論が膠着する中、不満を示した。イランを訪問したアルメニア外相との会談で述べた。イラン国営メディアが報じた。

 米イランは間接協議を続けているが、イランが事実上封鎖を続けるエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放やイラン核問題を巡る溝は依然として深いとされる。トランプ米大統領は、11月の米中間選挙後に再び攻撃に踏み切る可能性を示唆し、中東に空母を追加派遣して圧力を高めている。

 ペゼシュキアン氏は「交渉のたび戦争を仕掛けてくる。対話を求めているのではなく、国家の転覆を目指している」と米国を批判。米国が問題視する核兵器製造疑惑は「虚偽だ」と主張した。

 一方、トランプ氏は5日、米国で高止まりが続くガソリン価格について「ホルムズ海峡が原因ではない」と交流サイト(SNS)で主張した。

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