国勢調査原本、県警が分析

富山市役所

 富山市が2025年国勢調査の人口を2千人以上水増ししたとされる事件で、富山県警が調査票の原本を総務省から入手し、分析していることが5日、県警への取材で分かった。調査票は住民が世帯ごとの人数などを記入する書類で、人口算出の基礎となる。県警は、実態と整合しない調査票があるかどうか、捜査を進める。

 総務省側は守秘義務があり任意提出できないため、県警は形式的に押収したとみられる。

 総務省は、9月29日に統計法違反容疑で氏名不詳のまま市職員を告発した。居住実態のない世帯の調査票を作成し、人口を水増しした疑いがあるとしている。

 県警は今月3日、市役所で統計を担当する企画調整課を家宅捜索した。

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