記憶曖昧と3人死傷事故の被告

名古屋地裁

 JR名古屋駅近くの交差点で昨年10月、軽乗用車で歩行者3人をはねて死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた鳴海洋被告(72)は5日、名古屋地裁(蛯原意裁判官)であった公判の被告人質問で「運転がかなり乱暴だったかもしれない」と事故当時を振り返った。記憶が曖昧だという趣旨の供述をし、詳しい状況を説明できないこともあった。

 被告は昨年12月の初公判で起訴内容を認めていた。弁護側は被告に認知症の疑いがあるとして刑事責任能力を争い、精神鑑定を請求し、名古屋地裁は実施を決定。担当した医師は「軽度認知症の疑いがあるが、事故に影響は与えていない」との見解を示していた。

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