東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域内で帰還を希望する人の生活圏を国が除染する「特定帰還居住区域」を巡り、福島県双葉町の2地区の避難指示が12月中にも解除される見通しであることが5日、分かった。解除されれば国が県内6市町村に設定した同区域で初めてで、住民は約15年9カ月ぶりに居住可能となる。
双葉町によると、対象となるのは町に9地区ある同区域のうち三字、羽鳥の2地区。計約113ヘクタールで、年内に9割の除染が完了見込みという。担当者は「一刻も早く古里に帰りたいという住民の思いに応えられるよう国と調整を進めたい」と述べた。