高市早苗首相の5日の所信表明演説を人工知能(AI)を使ったシステムで分析すると、「国内投資」や「成長」など経済分野の言葉が目立つ結果となった。「安全保障」は約1年前の政権発足時の演説ほどは強調されず、力強い経済の実現を目指すとの内容が繰り返された。
データ分析を手がけるユーザーローカル(東京)の「AIテキストマイニング」を使用。出現頻度などから特徴的な言葉を抽出し、可視化して伝える「ワードクラウド」の手法で分析した。
今回の演説では、昨年10月の所信表明演説では見られなかった「挑戦」「勝つ」という単語が登場。賃上げや税収増、社会保障の充実を目指すという文脈で「成長」が繰り返された。
一方、昨年頻出した「議論」や「対策」の言い回しは大幅に減った。
「投資」は「日本成長」「危機管理」という言葉と結び付けられて頻繁に使われたほか、「産業」も、地方の未来を語る文脈で「産業クラスター(集積)」という形で多用された。