【サンパウロ共同】ブラジルで4日、大統領選が実施され、選挙管理当局によると、トランプ米大統領を慕う親米右派フラビオ・ボルソナロ上院議員(45)と通算4期目を目指す左派ルラ大統領(80)が25日の決選投票に進むことが決まった。決選投票でも接戦が予想される。
開票率99・95%時点で、得票率はボルソナロ氏が47・04%、ルラ氏が45・15%。当選に必要な過半数の得票には届かなかった。決選投票を想定した3日公表の世論調査ではルラ氏が支持率47%、ボルソナロ氏が46%となっている。大統領選には計12人が立候補した。
ボルソナロ氏は4日、首都ブラジリアで記者団に「(ルラ氏の)労働者党の時代は終わり、この国に変化がもたらされることは決定的だ」と述べた。ルラ氏も最大都市サンパウロで「私は一対一の状況が得意だ。延長戦で人々を納得させてみせる」と再選に意欲を示した。
経済政策や治安対策が主要争点。トランプ政権が中南米を含む西半球で覇権を求める「ドンロー主義」を鮮明にする中、中南米では親米政権が次々と誕生している。