【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は4日の記者会見で、侵攻を続けるロシアがジェットエンジン搭載の高速無人機の技術を北朝鮮と共有したとの見方を示した。ロシアが多用する高速無人機は迎撃が難しくウクライナで被害が拡大している。北朝鮮が技術を実際に獲得すれば、日本を含む近隣の東アジア諸国にとって大きな脅威となる可能性がある。
ゼレンスキー氏は、ロシア軍が北朝鮮から派遣された兵士に対して無人機の操縦や、電磁波で敵の無人機をかく乱する電子戦の技術を教えているとして「非常に危険だ」と警告。こうしたロ朝両国の防衛協力の実態を、キーウを最近訪問した自民党の小野寺五典元防衛相らに説明したという。
ロシアが北朝鮮から弾薬やミサイルの提供を受けた見返りとして「あらゆる技術を北朝鮮と共有している」と断言。「日本はあらゆる技術を持つ素晴らしい国だが、現在は戦闘経験がない」と指摘し、ロシアとの戦闘経験を持つウクライナと日本が防衛分野で協力することは「非常に重要であり、双方の利益になる」と訴えた。