福岡県議会の正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑に絡み、蔵内勇夫前議長が議員辞職したことに伴う県議選筑後市区の補欠選挙は4日投開票の結果、公明党推薦で会社役員の新人牛島慶二郎氏(49)が新人2人を破り初当選した。これまで蔵内氏を公認してきた自民党は候補擁立を見送った。選挙戦では、県政の信頼回復を主な争点に論戦を交わした。
疑惑は、複数の正副議長経験者が就任に際し、蔵内氏ら当時の自民県議団幹部に多額の金銭を払ったと取材に証言。蔵内氏は金銭授受を否定したまま、8月下旬に議員辞職した。
牛島氏は当選が決まった後、記者団に「市民の怒りや心配の声を議会に投げかけていく」と述べた。