【エルサレム、ワシントン共同】イスラエル行きの旅客機がサウジアラビアに緊急着陸した事件で、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は2日、機長を刺して旅客機を墜落させようとしたとされるオマーン人の副操縦士について、オマーン当局が過去に過激な思想に傾倒したとの懸念から飛行禁止処分を出していたと伝えた。関係者の話としている。
イスラエルメディアは2日、副操縦士が宗教関係者と面会を重ね、過激な思想に傾倒していったと報じた。副操縦士は単独犯とみられ、移送先のアラブ首長国連邦(UAE)が詳しい経緯や背景を捜査。イスラエル当局も加わっているという。
WSJによると、副操縦士は飛行禁止処分を受けていたにもかかわらず、アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社フライドバイに採用され、UAEとイスラエルを結ぶ路線を担当した。処分の時期や、オマーン当局が副操縦士の情報を他の国や航空会社と共有していたかどうかは不明。
UAE高官は今回の事件について「危険なテロ行為」だとX(旧ツイッター)で指摘した。